鍼灸の歴史3~明治維新、戦後GHQによる度重なる衰退~

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明治維新が起こり、明治時代になると、西洋列強に追いつけ追い越せで、西洋文化を貪欲に吸収、導入する中で、日本独自に花開いた伝統医学を捨て、西洋医学を正統医学としました。

 

戦争で負傷した手当てや、外科手術などはそれまでの鍼灸治療より、西洋医学が格段に得意としてますし、また感染症などのワクチンなどの治療も西洋医学が得意としていたのという事も大きかったと思われます。

 

漢方医はそのまま、西洋医に移行しましたが、鍼灸医は西欧医学に対応するものがないので、医療職からは外されました。衰退の歴史が始まりました。

 

しかし、大正時代になると、日本の伝統医学の復興が叫ばれるようになり、鍼灸の医学的研究が盛り返してきました。実際、明治天皇をはじめ、鍼灸に信頼を寄せる人々は多く、戦前までは、国民医療の支えてきました。

昭和初期、鍼灸の技法がまた一段と花開いた時期でありました。 『古典に還れ』と提唱した柳谷素霊。本間祥白、岡部素道。太極療法の澤田健、代田文誌、など枚挙にいとまだありません。

 

 戦争が終結すると統治したGHQにより鍼灸を排斥、実践の禁止を求められるようになりました。鍼灸の存続の危機です。

 

しかし、鍼灸の存続運動に尽くす人物が現れました。花田傳です。私の母校である花田学園創設者です。

 

GHQや厚生省に働きかけ、昭和22年、『あんま・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師に関する法律』の原型が制定され、存続し今に至ります。

 

 その後、幾度かの法改正を経て、三年以上の指定養成機関で学び、はり師、きゅう師、あんま・マッサージ・指圧師は国家資格になりました。

 

 

 

 

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