何故、現代の日本で鍼灸が浸透していないのか!?3~何となく不安・・答えが一つではないから~

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鍼灸治療が現代日本で、それほど浸透していない理由を歴史、保険の観点から述べてきました。

 

今回は、鍼灸の特徴という観点から考えたいと思います。

 

はり治療は・・・・鍼の細さは髪の毛ほど!?使い捨てで日本製!?筒状の物を使いより痛みを軽減したみたいだけど・・・・

 

たまに、ズンッと鈍い痛みもあるし、鍼を刺されている恐怖感もあるし、終わった後の気怠さ、重さもなんか不安だなあ~逆に具合が悪くなったのかな!?・・・それで良くなってるのかなあ~

 

というようなあまり鍼灸師には伝わってこない内なる声が少なくありません。

 

確かに、はり治療の特徴を捉えての声ですが、やはり大事な所が伝わっていないのが現状です。

 

まず、分かりずらいのが、なぜ鍼治療が効くのか?というのが大きな問題でした。

 

現在は鍼灸師の先輩達が現代科学の見地から研究してだいぶ、鍼灸治療がなぜ効くのかを解明してきました。(過去の❝お悩み相談室❞で説明しているので気になる方はご覧ください)

 

それでもまだ、完全ではありません。研究過程です。

 

長い間、経験学、経験的にここが効くとかこのツボが効くという感じで治療されてきました。

 

しかし、近代は科学がとても発達してきました。

 

ニュートンは経験的に知っている、木からリンゴが落ちる現象を、誰にでもわかるように説明しました。(アインシュタインの相対性理論は誰でもではないですが・・・それでもスッキリとした数式にまとめられています)

 

科学とは誰にでも再現できるというのが基本姿勢です。

 

現代ではエビデンス、科学的証拠がない物は存在しないものとして考えるのが主流です。

 

ただし陥ってはいけない思考として、よく知識人や批評家が『それは、科学的根拠はありません。』などと、現代科学が万能のような言い方をしますが、確かに本当に研究して、検証してない!場合もありますが、実はまだ謎を解いてなかったり、それどころか、本気で研究している人がいなくて、謎にたどり着いてさえいなかったり、感覚や今までの常識で言っているだけの事も多々ある事を念頭に置いた方がいいのです。

 

そのため、少し前まで(特に年配の整形外科の先生など)はり治療は根拠がないから気のせいだとか、プラセボ(偽薬)だとか言われてきました。

 

鍼灸治療は一つの症状に対して、色々な考え方、鍼の打ち方があるのでなおさら、わかりずらく、誤解を招きやすいのです。

 

しかし、それは個々に、それぞれの症状に、柔軟に対応できると言ういい所でもあります。

 

そして、それはその患者さんに寄り添えるということです。

 

これは鍼灸治療の強みとも言えます。

 

まだまだ、鍼灸のエビデンスは不十分なので今後も研究を重ね続け、世界に向け粘り強くて発信して続けることが大事です。

 

そして私、一鍼灸師は日々学ぶことを欠かさず、わかりやすく、誤解を招かないように、患者さんに伝えていくことが、より鍼灸治療が身近にみなさんの生活に根付いていく事になると信じています。

 

 

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