腰痛１１～腰痛の対処方法①コルセット～
突然やってくる腰痛、疲れると徐々に現れる腰痛、常に重い腰・・・・大きく分けると、『急性腰痛』と『慢性腰痛』に分けられます。
対処方法が少し変わってきます。
コルセット
腹筋、腹圧を上げ背部をカバーし、骨盤を安定させ、腰への負担を軽くする効果があります。
主に、急性腰痛時に使います。
ぎっくり腰や骨折による腰痛やヘルニアなど、痛みのひどい時に巻いていた方がいいです。
コルセットは腰痛を改善するというより、あくまでも背骨や腰部の筋肉の負担の軽減、骨盤の安定を目的としたものだからです。
痛みが引いて来たのに、何となく、心理的に安心するという事で、いつまでもつけていると、自ら前から引き締める腹筋が落ちていきます。
すると、より腰痛を長引かせるてしまう場合があります。
痛みが引いて来たら、少しずつ取る時間を作っていきましょう。
例えば、家にいる時は外すとか、歩く時は付けていようとか。
その辺りの事は、かかりつけの治療院の先生などに相談するのもいいかと思います。
付け方は、ウエストに巻くのではなく、骨盤と腰の境目に巻く感じです。
コルセットの下半分くらいは骨盤にのっている感じで、前側は、上前腸骨棘という、鼠蹊部の上の方にある骨の出っ張りの上に巻いてください。
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