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用賀で読書をして、整体師が感動した本②キネマの神様

2015.11.30

読書の秋が終わりですね・・・・最近ベットに入ると本を開けた途端に目を閉じてしまうという・・・

１０月に読んだ本で良かったものを紹介します。

１０月は過去最高に忙しく、日記をなかなか更新できませんでした。

ここ数年は、鍼灸治療や整体、解剖、生理学などの医学書を中心に読んでましたが、用賀HARU治療院を用賀に開業してからは、経営書、お店に関する本を読んでいました。

その時々に必要な本を読んできましたが、最近になって思うのが、確かに治療が仕事であり、経営者で、お店を切り盛りするのが仕事ですが、患者さん、お客さんとは１対１で人として向き合っているので人間性も磨いていかないといけないと感じ、一見すると関係のない、小説や自己啓発本を（スピリチュアルな本も少々・・・東洋なので（笑））復活しました。

小説で感動したのは、原田マハさんの『キネマの神様』です。

原田マハさんがラジオに出演しているのを聞いて、自然体でしっかり話をされる感じに興味を持ち、以前、本屋散策の時に装丁が気になっていた❝キネマの神様❞を読んでみる事にしました。

有名な映画の話、書評がバンバン出てきます。

それ見た！それ名前聞いた事ある！　その映画気になるなあ～とマニアック過ぎず、誰でもすんなり入っていけます。

主人公は大手不動産関連の課長さんのキャリアウーマンですが、ふとしたことからその会社を辞めることに。

父はギャンブル狂いで突然倒れてしまう・・・というピンチの状態で始まります。

精神的にダメージを負い、４０直前で再就職を目指す主人公。

退院してリハビリ生活の中で生きがいのギャンブルとの決別をさせられる父。

主人公と父の再生のきっかけは、やはり映画でした・・・・

そして、バラバラになりかけた家族に❝映画の神様❞が微笑みます。

話の展開も面白かったですが、それよりも人にスポットを当てた、なんとも暖かい視線、時には熱さが随所にちりばめられていて、ところどころで目頭が熱くなりました（笑）（この感じは、宇宙兄弟の様でした）

人間の良い面ばかりではなく、隠したい面をさらっと描いていて、大変で色々あるけどあきらめなければ何とか道はひらける、そんなものを全体を通して感じました。

私、用賀の整体師は『ニュー・シネマパラダイス』を恥ずかしながら見たことがありません・・・・

『フィールド・オブ・ドリームス』にアメリカの父親像について論じるとは・・・また見たくなりました。

家族、友人、周りの身近な人が愛しくなります。

 そしてたまには名画座で過去の秀作を観るのもいいなあ～と思いました。

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定休日　　木曜日（定休）　　

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　　　　　　※勉強会や都合により、お休みを変更する場合がありますのでご了承ください。

　　　　　　ホームページにて事前に告知しております。