はり治療は、なぜ痛みに効くのか?4~広汎性侵害抑制調節が一部関与!?~
広汎性侵害抑制調節と言うと、なにそれ?と感じますが、痛みを痛みで抑えるということです。
痛みを抑える為に、他の痛みを加えるというこの鎮痛法は、頭が痛い時でも歯が痛い時でも、痛みを加える場所は、頬でも手でも足でもどこでも変わらず、全身のどこにでも痛みを加えても痛みが治まります。
加える痛みが、強ければ強いほど元の痛みは治まります。
しかし、この鎮痛法は痛みが治まっている時間が短くわずかで、下行性疼痛抑制系のように長時間の鎮痛が得られません。
鍼灸治療は、この広汎性侵害抑制調節が一部関与していると言われてます。
痛みをわざわざ与えられ、痛みの時間がわずかなら、以前、記事で書いた『ゲートコントロール説』の、なでたりする少しの刺激で痛みが和らいだ方がいいですよね。
この写真の鍼は、細くはない鍼で、しっかり目に刺入していますが、鍼治療が終わった直後、鍼がまだ刺さった感じが残っていて、痛いのか痛くないのか、よくわからないと言う感じがよくあ
ります。
もしかしたら、それはまだ広汎性侵害抑制調節が働いているのかもしれません・・・
ただ、私論では鍼灸治療の鎮痛効果の中では、あってもほんの一部だと感じています。
新たな研究の発表が待たれます。
もちろん、以前説明してきた、❝ゲートコントロール説❞❝下行性疼痛抑制系❞❝脳の報酬系❞が同時に働いているのは確かです。
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